国連パレスチナ難民救済事業機関が9日、ガザ地区検問所の再開を呼びかける声明を発表しました。それによりますと、建築材料の著しい欠乏により、ガザ地区での支援プロジェクトを中止せざるを得なくなっています。
声明は、「ガザに食品、薬物と建築材料を輸送するため、ガザ地区検問所の再開が極めて重要である。検問所の閉鎖は由々しい人道主義的危機を招きかねない」としています。
声明によると、中止になった援助プロジェクトは9300万ドルにのぼり、それには、生活に苦しんでいる1万6千人のパレスチナ難民の破壊された住宅の修繕や、学校や汚水排出システムの整備などのプロジェクトが含まれています。(翻訳:Yan)
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