パレスチナの安全保障担当の高官は14日、イスラエルが、PLO・パレスチナ解放機構の主流派ファタハの178人の武装メンバーに対する指名手配を解除し、そのリストをPLOに手渡したことを明らかにしました。
報道によりますと、イスラエルとパレスチナは、関連の協定を結び、これらのファタハの武装メンバーがイスラエルを標的とした襲撃活動を停止し、さらに、アッバス議長が率いるパレスチナの治安部隊に加入すれば、これらメンバーへの指名手配をイスラエルは解除することで一致したということです。
一方、イスラエルの高官は、「ファタハ傘下の『アルアクサ殉教者旅団』の指導者ズベイダ氏はこのリストに入ってはいない」と強調しました。
(翻訳:洋)
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