中国商務省の寥暁淇次官は14日、北京で、「M&A(合併と買収)は現在、世界においても、国を跨いで投資を行う際の主要な流れで、外国資本がM&Aの形で中国に投資するのは、国有企業の改造と中国経済の発展に有利なことである」と表明しました。
寥暁淇次官は第三回東アジア投資フォーラムで、「今、中国の土地が大変不足している。M&Aは土地を拡大する必要がなく、既存の社屋を改造して、管理のレベルアップと製品のモデルチェンジやグレードアップさえすれば、投資の目的に達し、企業の発展という目標を実現できる。現在、多くの国有企業は技術面で比較的立ち遅れているため、再編や外来の資金と技術を必要としている。M&Aは国有企業の改造には良いことである」と述べました。
現在、多国籍企業の中国でのM&Aはまだ初期段階にあります。去年、外国の会社が中国で調印したM&Aの契約金額は50億ドル足らずで、同じ時期の中国の外国投資のわずか2.5%しか占めていません。(翻訳:王小燕)
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