中国の中央銀行である中国人民銀行の呉暁霊副総裁は7日北京で、「今後、金融危機への対応能力を高めるため、東アジア諸国はそれぞれの金融機関の協力と協調を強化すべきである」と強調しました。
これは呉暁霊副総裁が中国国際金融学会の第4回代表大会と2007年学術年次総会の席上述べたものです。
呉暁霊副総裁は「東アジア諸国間の金融分野の協力が遅れていたことは、アジア金融危機を引き起こした主な原因の一つである。あれから10年、東アジア諸国間の金融分野の協力が強化され、一定の進展を遂げた。そして金融分野の協力チャンスは増え、そのメカニズムの機能も増強された」と強調しました。
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