中国の中央銀行である中国人民銀行の易鋼総裁補佐が7日、中央銀行は総合的な措置を講じて、所得収支の黒字からくる国際収支の不均衡という圧力を緩和させるとの考えを示しました。
これは易鋼総裁補佐が「2007年上場企業ベスト100フォーラム」に出席した際、明らかにしたものです。
易鋼総裁補佐は「国際収支の不均衡という矛盾の解決措置には、内需の拡大、市場の開放、商品の輸入拡大、民間投資の促進などの内容が含まれている。こうした政策がいずれも作用した上で、経済発展の不均衡や国際収支の黒字など状態を根本的に変えることができる。中央銀行は人民元の為替レートメカニズムの健全化をはかり、為替レートの合理的かつ均衡なレベルを常に維持する」と語りました。
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