中国の最高裁判所である最高人民法院の万鄂湘副院長は4日北京で、「各級裁判所は外国企業や外資系企業に関わる知的所有権事件を適切に処理し、当事者や利益関係者の合法的な権利を保護すべきだ」と強調しました。
万鄂湘副院長はその中で、「知的所有権侵害事件に対する制裁を強め、法律に基づく民事的な制裁を適用し、犯罪者を厳しく制裁しなければならない」と述べました。
ここ数年、中国は知的所有権に対する司法面での保護の度合いを強めています。2001年から、最高人民法院は知的所有権に関する法律解釈について合わせて20件あまりを発表しており、これらは特許や商標、著作権、不正競争などに及んでいます。また、裁判の質を保証するため、多くの下級裁判所にも知的所有権特別法廷を設置しました。(翻訳:周莉)
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