中国商務省の王新培報道官は16日、北京で、中国とアメリカが6月5日から8日にかけて、ジュネーブで中国の知的所有権の保護と出版物の市場への参入問題について協議を行うことを明らかにしました。
今年4月9日、アメリカは、中国の知的所有権の保護や出版物の市場への参入問題についてWTO・世界貿易機関に訴えました。WTOの紛争処理メカニズムによりますと、アメリカが提訴してから、双方には60日間の協議期間があり、その期間中に、共通認識に達しない場合は、WTOが紛争処理委員会を設立して、最後に裁定を行うことになります。このほど、中国商務省は、中国のWTO駐在代表団を通して、アメリカ側に書簡を送り、アメリカから協議の要請を受けたということです。(翻訳:藍)
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