中国民間航空総局はこのほどオリンピック開催時の『民間航空輸送に関する要綱』を発表し、2008年北京オリンピック期間中の航空輸送の順調な運航を確保するための対策に乗り出しました。
この要綱では、北京、天津、青島などオリンピック開催地で、一般の航空機が必要な空域や航空路と飛行制限区域を決めること。北京などフライトの多い大都市には、臨時の航空路を設置して、その柔軟な運用を行うこと。オリンピック開催地空港の通信やナビゲーション、モニタリング、気象設備及び航空管制の情報サービス施設などを整備することを盛り込んでいます。
中国民間航空総局はまた、周辺の国や地域と共に、国際線の運航能力を高めるための措置を講じるほか、国家オリンピック組織委員会との協調を強め、運航量を事前に予測したり、特別機や重要な飛行計画を早めに明確にしたりして、オリンピック期間中の航空輸送を強化することにしています。(翻訳:周莉)
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