中国外務省の秦剛報道官は21日、「南京大虐殺や従軍慰安婦の強制連行など日本の軍国主義が侵略戦争中に侵した罪は否定できないものだ」と非難しました。
当日行われた中国外務省の定例記者会見で、「日本の国会議員からなる団体が、このほど公開の場で南京大虐殺を否定したことをどう考えるか」という記者の質問に対して、秦剛報道官は、「日本の国内では、ごく少数の人が南京大虐殺という歴史を否定し、その真相を隠そうとしている。これは国際的な正義と人類の英知への挑発で、歴史を正視する勇気が欠けたことを示している」と指摘しました。
秦剛報道官はまた、「南京大虐殺は 日本の軍国主義が中国への侵略戦争中に犯した残虐な罪で、動かぬ証拠が山ほどあり、国際社会の定説でもある。今年は南京大虐殺70周年にあたるが、日本が『歴史を鏡にし、未来に向ける』という精神に基づき、真剣な態度で、これらの歴史問題を正しく認識し、適切に取り扱うことを期待している」と強調しました。(翻訳:姜平)
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