中国外務省の秦剛報道官は12日北京での定例記者会見で、「PLO・パレスチナ民族解放機構のジアド・アブー・アムル外相が中国の楊潔チ外相の招きに応じて、13日から15日まで中国を正式訪問する」と語りました。
秦剛報道官はその中で、「中国の楊潔チ外相はアムル外相と会談を行い、中国とパレスチナの関係発展や現在のパレスチナとイスラエルの情勢、共に関心を寄せる問題などについて意見を交わす。ほかの中国の指導者らもアムル外相と話し合う」と紹介しました。
秦剛報道官は記者の質問に答えた際、「中国は中東問題とりわけパレスチナとイスラエルの関係に高度な関心を示し、現在緊張した情勢を不安に思う。パレスチナとイスラエルが感情を抑え、今の情勢をエスカレートさせるいかなる行動も避けて、できるだけ早く和平交渉の道に戻るよう呼びかける」との立場を表明しました。(翻訳:姜平)
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