中国外務省の姜ユ報道官は24日北京での記者会見で、新しい国際情勢の下で、中国は平等と相互尊重を踏まえ、NATO・北大西洋条約機構との接触と往来を強化していきたいと述べました。

　NATO常設軍事委員会の責任者はこのほど、NATOと中国軍隊とが直接の軍事的連係を結ぶよう期待しているとの姿勢を表明しましたが、これについて姜ユ報道官は、「NATOとの接触と往来は双方の相互理解を促す上でプラスであり、世界と地域の平和と安定にも有利だ。中国側は、相互信頼、互恵と平等なる協力という新しい安全保障の理念を一貫して主張し、長期的で安定し、かつ安全な国際的な平和環境を共同で作り出していきたいと願っている」と語りました。