台湾新党の郁慕明党首が率いる大陸視察団が9日、中国雲南省の騰沖県で旧日本侵略軍との戦争で犠牲になった中国遠征軍の兵士のお墓・国殤墓園を訪れ、献花を行いました。
郁慕明党首一行は9日、国殤墓園の祠(ほこら)で、「抗日戦争で命を捧げた将軍や兵士の英霊は千年たっても忘れない」という言葉を花輪に書いて献花をし、黙とうを行いました。その後、同じ国殤墓園にある抗日戦争同盟軍戦没者記念碑も参観しました。
1944年5月10日、中国遠征軍は、雲南省西部地区で活動している旧日本侵略軍を反撃し、長い戦闘を経て9月14日に騰沖県を取り戻しました。この戦争で犠牲になった9000人あまりの中国遠征軍の将軍・兵士を記念するため、「国殤墓園」が建てられました。(翻訳:鵬)
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