ドイツの北部都市ハイリゲンダムで始まったG8・主要先進国と中国など新興経済国との対話会議に出席した中国の胡錦涛国家主席が談話を発表し、温室ガス排出量減少で中国が取っている措置を紹介しました。
胡錦涛主席は、「いま中国での一人当たりの二酸化炭素の排出量は、平均して先進国の三分の一にしかならないが、中国政府は、気候変動問題を高度に重視し、排出量減少で一連の措置を取ってきた。これら措置には、技術の進歩を促し、エネルギーの利用効率を高め、、低炭素エネルギーと再生可能エネルギーを発展させ、また、植樹造林を展開し、生態保護を強化すること。そして家族計画を実施し、人工の増加を緩和させ、更に、法的整備を強め、国民的教育を展開することである」と述べました。
胡錦涛主席はまた、「中国は持続可能な発展の道を揺るぎなく歩んでいく。気候の変動によりよく対応するため、中国政府は『気候変動対応国家案』を制定し、真剣にこれを実施している」と述べました。
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