世界禁煙デー(5月31日)に先立ち、上海市愛国衛生運動委員会、健康促進委員会弁公室、復旦大学公共衛生学院は禁煙に関する最新調査を行いました。全席禁煙もしくは喫煙席と禁煙席を分けているレストランはわずか3割という調査結果が出ました。
調査対象となった市内30軒余りのレストランのうち、全席禁煙レストランはわずか6.1%、喫煙席と禁煙席を分けているのは24.2%でした。レストランマネージャーの約7割は喫煙・禁煙を分けることが望ましいとし、喫煙を制限する必要はないと考えている人はわずか6.5%だったが、禁煙化を進めると、売上げに影響が出るのではないかと心配する経営者が少なくありませんでした。
マネージャーの心配とは裏腹に、食事客の82.8%は喫煙席・禁煙席の区分に賛成していることが調査で判明しました。賛成したのは喫煙者で68.3%、非喫煙者で90.7%でした。食事客の約8割は、禁煙レストランや喫煙席と禁煙席が設けられたレストランで食事することを希望しています。
「人民網日本語版」より
|