衛生部は5日、「2007年国家公共衛生重点監督検査計画」を発表した。それによると、同部は今後、公共の場の衛生、生活飲用水の衛生、職業性疾病対策、放射線対策、伝染病対策などについて、重点的に監督・検査を進める方針だ。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
公共の場については、プールの水質、エステサロン・美容院で使用する道具、公衆浴場で使われる製品・道具などの消毒状況、およびプール、公衆浴場、エステサロン・美容院の衛生状況について監督管理を進める。
生活飲用水については、各省・自治区・直轄市に対し、管轄区域内の飲用水について、衛生安全検査を全面的に実施するよう求める。
職業性疾病については、炭塵、高濃度の毒物、高温に接して作業する労働者、特に農村からの出稼ぎ労働者らの健康管理・保護状況を重点的に調査するよう強調する。
放射線については、原子力関連施設、放射線診療を実施する医療機関、放射線防護器材と放射性製品、職業衛生技術サービス提供機関に対して、検査を進める。
伝染病については、医療機関、疾病予防対策機関、病原体や微生物を扱う実験室などを対象に検査を行う。(編集KS)
「人民網日本語版」により
|