オマーンを訪問しているイランのアフマディネジャド大統領は15日、「イランの核開発はまったく正当なもので、その目的は平和利用のためだ」と語りました。
アフマディネジャド大統領は、「IAEA(国際原子力機関)の加盟メンバーとして、イランが享受している権利は少ないのに、多くの義務を履行している。イランは工業用核燃料を生産できる国の一つとなっており、そのすべての核開発は平和と安全の範囲で行われている」と語りました。
別の報道によりますと、一部のイランの議員は15日、「議員たちの署名を集めて、イラン議会に『イラン・アメリカ友好委員会』を設立する。これはアメリカ議会との友好関係を求め、両国の緊張した関係を緩和し、アメリカ議会にイランの現状を説明するためだ」と語りました。
同じ日、アメリカホワイトハウスのスノー報道官は、「イランが核兵器を所有することは地域の平和を脅かすことになり、アメリカはイランが核兵器の製造能力を持つことを許すことは出来ない」と語りました。(05/16 翻訳者:劉叡琳)
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