中国農業部新聞弁公室の担当者は14日、ここ5年の中国の緑茶の品質安全に関する普査(センサス)の合格率はいずれも90%以上を保っており、品質の安全は保障されていると発表した。新華社のウェブサイト「新華網」が報じた。
同担当者によると、農業部が昨年茶葉生産地区で実施した緑茶の残留農薬などの品質安全調査では、生産企業149社と協同組合、茶葉専売店の茶葉161種類についてサンプル検査を行い、合格率は91.9%に達した。
茶葉は中国南部の省の重要な経済作物で、栽培面積、生産量ともに世界トップに立っている。昨年全国で輸出された茶葉は28万7000トン、金額にして5億4700万ドルで、2005年に比べて12.98%増加、平均輸出単価は前年比で13%上昇している。中国の茶葉輸出の中心は緑茶で、茶葉輸出量の76.3%、輸出金額の71.3%を占めている。(編集YH)
「人民網日本語版」
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