中国農業省の薛亮報道官はこのほど記者会見で、中央政府は農作物の優良品種を普及させるため、2002年以降、補助金100億元を投入した結果、5800世帯の農民がその恩恵を受けたと明らかにしました。

　薛亮報道官は「この補助金政策が実施されてから5年になるが、食糧の安定生産と農民の収入増加が大幅に促された。また、コメや小麦、トウモロコシなどの優良生産拠点が整備された」と評価したうえで、今後は、農産物の市場競争力を高め、農業の生産構造を調整するため、政府は補助の範囲と規模をさらに拡大していくと話しました。（翻訳：劉非）