日本の安倍首相が4月21日から23日に行われた靖国神社の春季例大祭に、神前に捧げる「真榊」を奉納しました。安倍首相のこの行動に、5月10日、日本中国友好協会は抗議声明を発表し、それを安倍首相宛てに送付しました。
以下抗議声明の全文です。
「靖国神社は、かつて侵略戦争に国民を駆り立てる精神的支柱となり、今日もこの侵略戦争を全面的に美化し宣伝する中心的施設になっている。
この靖国神社に、首相として供物を捧げることは、政教分離を定めた憲法にそむくとともに、侵略戦争への反省を示した「村山談話」を継承するとの安倍首相自身の言葉にそむくものである。
日本中国友好協会は、今回の安倍首相靖国神社への供物の奉納に強く抗議するとともに、安倍内閣が進めている改憲はじめ、日本を侵略戦争の反省に立った平和な戦後から、戦前に引き戻そうとする企てを、直ちにやめるよう強く求める。」(東京支局:張国清)
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