北京市疾病予防制御センターの劉沢軍主任はこのほど、北京は2008年のオリンピックに備え、公衆衛生リスクを対象としたアセスメントを積極的に展開している。オリンピックの無事開催を確保するため、公衆衛生リスクの発生を最大限に予防し、その軽減と解消を目指していると発表しました。
これは劉沢軍主任がこのほど北京で開かれた国家級公共衛生機関国際協会(IANPHI)の第2回年次総会で述べたものです。劉沢軍主任は、「北京市は八つの分野からオリンピック開催期間中に発生しうる公衆衛生事件を対象にアセスメントを行った。これらの分野には、伝染病など重大な疫病の発生リスク、食品媒介感染症の発生リスク、ホテルとレストランにおける消毒不届きによるリスク、指定されたオリンピック専門病院での院内感染の発生リスクなどが含まれている」と説明しました。
劉沢軍主任はまた、「これらリスクのアセスメントを通じて、効果的な抑制措置を講じることができるので、北京市は2008年のオリンピック開催中に、IOC・国際オリンピック委員会の公衆衛生の安全保障に関する基準と要求を満たす自信を持っている」と強調しました。(翻訳:姜平)
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