エジプトのゲイト外相は19日、国連安保理の5つの常任理事国の外相に「国連はダルフール問題でスーダンを対象とした新制裁措置を講じないよう」呼びかける声明を送りました。
ゲイト外相はその中で「国際社会はスーダン政府がダルフール地域に国連とアフリカ連合による平和維持部隊を配置するという第2段階のやり方を受け入れるよう努力すべきである。国連は新たな脅威や圧力を加えたり、スーダン政府が出した約束を守るということに疑問を持ったりしてはならない」と語りました。
ゲイト外相はまた「情勢をもっと緊張させないため、国連の常任理事国は新しい決定を実施しないほうがいい。すでに合意した協定を実施すべきだ」と述べました。
スーダン政府は16日、国連のパン・ギムン事務総長宛てに電報を送り、「スーダンは第2段階のやり方を受け入れる」と表明しています。(04/20 翻訳:殷絮)
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