エジプトのアブルゲイト外相27日、カイロで、引き続き対話でイラン核問題の平和的解決を探るよう関係各方面に呼びかけました。
アブルゲイト外相はこの日、イランのバチリ外務次官と会見した後の記者会見で声明を発表し、「イラン核問題について、イランと六ヵ国案の提出国は対話で各方面が満足できる案を見出して解決しなければならない」と述べました。
これに対して、バチリ外務次官は今回の訪問の目的はアラブ国家に六ヵ国案への回答を知らせるためだとして、「西側がイランに制裁を加えるというのはメディアの報道に過ぎず、政府レベルの正式な姿勢ではない」との考えを示しました。
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