第16回世界女性サミットが、10日、エジプトの首都カイロで開幕し、中国からは35人からなる代表団がこれに出席しました。
エジプトのソサン・ムバラク大統領夫人が席上挨拶し「政界であろうと、企業界であろうと、女性はこれら分野でいち早く成果を収めたが、男女平等という目標の真の達成とは、まだ大きな差があり、この目標実現には長い時間が必要である」と述べました。
中国代表団のメンバーである中国全国婦人連合会の洪天慧副会長は円卓会議で発言し、「いま、中国の女性による自主的創業率は、1990年と比べて17ポイント上がっている。女性企業家の数は、企業家全体の20%を占めた。今後、中国政府は、いくらかゆとりのある社会を築き上げる過程で、女性の活躍をはかる事業の発展をこれからも促し、男女の資源の占有率と収益での格差を次第に縮小させると共に、各国政府と共に、世界の女性の事業と人類の文明を推進するためこれまで以上に努力していく」と述べました。
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