2008年北京オリンピックでは顔の識別システムを全面的に導入することになりました。この技術により、群衆の中からテロリストや犯罪の恐れのある人物を素早く識別できます。
顔の識別システムは骨格の識別原理を活かしたもので、そのデータベースには中国公民や外国人を含む合わせて13億人の顔の情報を入力します。人々がオリンピック競技会場に入った際、このシステムがそれぞれの顔の特徴を素早くチェックし、最も短い時間内に各種の「危険人物」を見つけ出します。このシステムの主な特徴は取扱うデータが多く、動いているものに対する撮影能力が高いということです。オリンピック会場のほか、500カ所のデパートにもこのシステムをすえつける予定です。(翻訳:玉華)
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