このほど発表されたアメリカのアンケート調査によりますと、約71%の人たちがブッシュ政権のイラク政策に不満を持っていることが明らかになりました。この数字はアメリカ国民がイラク政策へ示した不満の最高を記録しました。
この調査によりますと、わずか27%の人がブッシュ政権のイラク政策を支持しています。また、63%の人たちは「イラクには安定的で民主的な政府を設立できない」と見ているということです。
またこの調査では、アメリカ国民がイラク問題の解決をますます悲観視していることも明らかになりました。ほとんどの人々は「アメリカはイラクで完全に勝利なることはできない」と考えています。さらにもっと多くのアメリカ国民は「イラクがアメリカ軍の撤退後に安定的で民主的な政府を設立できるかどうか」について疑問視しています。
一方、それにもかかわらず、ほとんどのアメリカ国民は政府が直ちにイラクからすべての駐留軍を撤退することには賛成していません。調査結果では、71%の人が2年以内にイラク駐留アメリカ軍を撤退するという意見を支持しているのに対して、6ヶ月以内に駐留軍を撤退することに賛成する比率は60%に下がりました。
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