日本の笹川記念保健協力財団と日中医学協会は4日夜に東京でレセプションを開き、「中日笹川医学奨学金」事業により日本で研修を受ける、第30期研究生と第16期特別研究者を歓迎した。新華社のウェブサイト「新華網」が報じた。
「中日笹川医学奨学金」事業は中日両国が1986年8月に北京で合意。日本財団が出資、笹川記念保健協力財団が奨学金を提供し、日本の医薬界の著名人で構成される日中医学協会が具体的な実施を担当している。1987年以降、毎年100人の医師と看護師が中国各地から日本の病院や研究機関に派遣され、研修を受けてきた。これまでに1700人の研究生と236人の特別研究者が研修を終えて帰国し、中国各地の医療・衛生の第一線で活躍している。
3日に来日した102人は、同事業最後の研究生・特別研究者となる。日中医学協会は、今後も引き続き中国の医療従事者を日本での研修に招き、医学分野での両国の協力と友好関係を深めていくとしている。
「人民網日本語版」より
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