日本のある民間団体が寄付した100万ドルによって設立された防風林生態プロジェクトは、18日、中国新疆のトルファン盆地にあり、「風の倉庫」と呼ばれている托克遜県でスタートしました。海外の寄付金によって設立された大型生態プロジェクトが進められるのは新疆で初めてです。
このプロジェクトに寄付した20人余りの人々は、托克遜県へ赴き、地元の人々と一緒に植樹を行いました。20年後に、これらの木が地元住民の生活を改善することに役立つようにとの願いが込められました。
托克遜県はトルファン盆地の東部にあり、毎年8級以上の強風が吹く日が100日余りに達することから、「風の倉庫」と呼ばれ、砂嵐の原因の一つとも見られています。新疆で有名な「三十里の風地帯」もこの県にあり、今年2月末、風で列車が転覆する事故が発生しました。(翻訳:王丹丹 03/19)
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