中国の滋養強壮剤の一つ阿膠を材料に生産した製品の日本市場への新規参入のため、3月20日、東京帝国ホテルで記者発表会が行われました。
製品は「桃花姫」、「壮健」と「亀鹿二仙湯」の三種類で、4月3日から東阿阿膠社日本総代理店がネット販売することになっています。(www.health?biz.info)阿膠は、Asini Corii Collasと言う学名を持つ滋養強壮の生薬であり、ウマ科動物のロバの除毛した皮を水で加熱抽出し、濃縮乾燥したニカワの塊です。阿膠は昔から、補血と滋養などの効能を持つとして中国では健康食品と見られ珍重されてきました。すでに2500年の歴史を持っています。
中国山東省にある東阿阿膠社は、医薬品製造・販売業として1952年に設立された中国国有の製薬企業。1996年には中国シンセン株式市場に上場を果たし、年間売上高は約200億円、従業員は1700名を超え、中国の内外で14の子会社を有しています。 (取材:張国清)
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