ウィーンで開かれたIAEA・国際原子力機関の理事会は8日、イランに対する55件の核技術援助プロジェクトのうち22件については中止する決定を行ないました。
外交筋によりますと、この決定は安保理の1737号決議に基づいて行なわれたもので、IAEAの35の理事国が事務局の提出した案について討議した後、決めたものです。イランのIAEA 駐在のソルタニエ代表は会議後の記者会見で、「イランに対する核技術援助プロジェクトの削減はイランのウラン濃縮活動に影響を与えることはない。ウランの濃縮は計画通り行なわれる」と述べました。(翻訳:董燕華)
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