中国の96%の県や市や区では現在、九年制義務教育を普及させており、字の読み書きができない人はほとんどいなくなりました。
中国教育省によりますと、2004年以来、政府は西部地区にある農村部の寄宿制の学校や小・中学校の危険性のある校舎を建て直し、また、遠距離教育システムを整備したことから、こうした地区の教育条件が大幅に改善されました。また、2006年からは、西部地区の農村部で義務教育の普及を保障するために、教育費を保証する制度を実施し、学費や雑費の免除、無料で教科書を提供するなどの優遇措置を講じました。これによって、農民たちの経済負担は大いに軽減し、農村部の就学適齢児童の就学率も高くなりました。
|