スーダンを訪問中の中国の胡錦涛国家主席が2日、スーダンのバシール大統領と会談を行い、双方は「合意に達したことを着実に実行し、中国とスーダンの友好協力関係を新たなレベルにまで高めることに尽力していく」ことで意見の一致を見ました。
胡錦涛国家主席は会談の中で、「中国とスーダンの友好協力関係を強め、発展させていくことは中国政府の既定の方針である」とした上で、「昔からの友情を深め、政治面の相互信頼を強めること。実務的な協力を行い、互いに利益を得ることを実現させること。中国・アフリカ協力フォーラムの枠組み内での二国間協力を強めること」が、中国とスーダンの友好協力関係を推し進めるために重要であると述べました。
これに対して、スーダンのバシール大統領は、中国が長い間スーダンの経済発展を支え、手伝ってくれたことに感謝の意を示した後、「ここ数年、スーダンと中国の経済貿易関係は大きな成果を遂げた。その協力方式も手本にするほどすばらしいものである」との考えを示しました。
双方はまた、スーダンの和平プロセスやダルフール問題などについて意見を交換しました。
会談後、胡錦涛国家主席とバシール大統領は両国の経済技術などの分野に関わる7つの協力文書の調印式に出席しました。(翻訳:姜平)
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