中国の胡錦涛国家主席は1日、リベリアの首都モンロビアで、リベリアのサーリーフ大統領と会談を行いました。双方は、ともに努力して両国の友好協力関係を絶えず新しい水準に向上させることで合意しました。
胡錦涛国家主席は、「中国とリベリアが2003年に国交を回復して以来、双方の指導者たちの交流が増加することにより、政治的相互信頼が強くなり、経済貿易協力が急速に発展している。そして、教育、衛生、文化などの分野での協力も豊かな成果を収めた。また、国際問題でも両国は良好な協議と協力をしてきた。中国はリベリアと共に、双方が達成した共通認識や調印した協力文書を全面的に実行し、両国の友好協力発展を推し進めていきたい」と述べました。
これに対して、サーリーフ大統領は、「中国はいろいろな面でリベリアを支持し援助してくれた。リベリアは、これに対して深い感謝の意を表す。また、貿易、投資、インフラ施設などの分野で、中国の企業と協力していきたい」と述べました。
会談後、胡錦涛国家主席とサーリーフ大統領は経済技術、衛生、教育、農業などの分野に及ぶ7つの協力文書の調印式に出席しました。また、両国はこの日、協力を拡大させ、両国の友好協力関係を推し進めるという共同声明を発表しました。(翻訳:玉華)
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