中国の胡錦涛国家主席は1日首都モンロビア入りし、リベリアでの公式訪問を始めました。

　これは中国の国家元首としては初めてのリベリア訪問です。

　胡錦涛主席は空港で書面の談話を発表し、「リベリアは西アフリカでは重要な国である。リベリア政府と人民は、平和と安定の維持、民族和解の促進、国家の再建と発展の推進、善隣友好政策の実施、全方位的な外交活動の展開などに尽力し、喜ばしい成果をあげている。中国人民はリベリア人民がその前進途上で新たな一歩を踏み出すよう期待している」と述べました。

　胡錦涛主席はまた、「今度のリベリア訪問の目的は、中国とリベリアとの伝統的友情、及び相互の理解と信頼を深め、互恵の協力を拡大し、両国関係の発展を促がすためである」としています。

　なお、胡錦涛主席はこの日の午前カメルーンでの公式訪問を終えたあと、リベリアに到着したものです。（翻訳：林涛）