胡錦涛国家主席は1月31日カメルーンの首都ヤウンデ入りし、カメルーンに対する公式訪問を始めました。この日、胡錦涛国家主席はカメルーンのビヤ大統領と会談を行い、中国の支援で建てられたヤウンデ婦人小児病院や体育館の工事現場などを視察するとともに、両国の芸術家による素晴らしい出し物を観賞しました。
31日、胡錦涛国家主席がヤウンデ入りした後、カメルーンのビヤ大統領は大統領府で盛大な歓迎レセプションを行ないました。両首脳は至るところで、地元住民から熱烈な歓迎を受けています。
報道によりますと、このような歓迎はカメルーンが外国の首脳に対して最高の礼による両国の深い友情を表しているということです。また、遠く離れているものの、中国はカメルーンの人々にとって、親しみのある国です。胡錦涛国家主席の訪問を歓迎する人込みの中で、あるカメルーンの青年は中国語で自分の気持ちを伝えました。
「こんにちは、ありがとう、中華料理、パパママ、中国料理、カメルーン料理。中国が好きです」
中国とカメルーンの友情と言えば、中国の支援の下で建てられたヤウンデ婦人小児病院を忘れてはなりません。この病院は2000年に竣工した現代的な総合病院で、医療施設が整い、医師たちの技術も素晴らしいものです。この病院に駐在する中国人医師は16人で、ヤウンデ市民から好評を得ています。梁素華さんはこの病院の看護師です。
「本当に多くの患者が中国人医師を慕って治療に来ています。この病院はみんなから『中国病院』と親しく呼ばれています。多くの患者が中国人医師を指名しますよ」
胡錦涛国家主席は31日、この病院を視察しました。ジョウダンちゃんは今年3歳で、交通事故で怪我をしました。中国人医師のおかげで、ジョウダンちゃんの足は切断されずに全快しました。胡錦涛国家主席はジョウダンちゃんの事故について聞いた後、ジョウダンちゃんを抱えて、「この子も中国とカメルーンの友情の結晶だ」と語りました。
また、こうした両国の友情の伝え手であるカメルーン駐在の中国人医師に対し、胡錦涛国家主席は大きな期待を寄せました。
「皆さんは祖国や家族を遠く離れて、多くの困難を乗り越え、ここに来て仕事をしています。皆さんは素晴らしい技術と優しい思いやりでカメルーンの患者を治療し、中国とカメルーンの友情に力を捧げ、カメルーン政府と人民から信頼を得ました。皆さんは中国が外国への援助を行なう使者であるだけでなく、中国とカメルーンの友情を受け継ぐ伝え手でもあります。皆さんは祖国に栄光を与え、政府は皆さんに感謝し、祖国と人民は皆さんのことを誇りに思っています。使命を忘れず引き続き努力し、さらに多くの患者に治療を施すことでアフリカ諸国の社会発展を促し、中国とカメルーンの友情にさらに大きく寄与してください」と語りました。(02/01 翻訳者:劉叡琳)
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