アメリカの一部地区で気温が低下し、また、OPEC・石油輸出国機構による追加減産の見通しが強まるなかで、国際市場の原油先物価格は30日、大幅に上昇しました。
ニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、米国産標準油種(WTI)3月渡しの終値が前日より2.96ドル高い1バレルあたり56.97ドルとなりました。上昇率は5.48%で、16カ月ぶりの大きさでした。また、ロンドン国際石油取引所では、北海ブレント原油の3月渡しは、2.71ドル上がって56.39ドルで取引を終えました。(翻訳:鵬)