アメリカの東北部地域で、ここ数日、暖冬が続いていることや原油の供給が十分であることが要因だとして原油の需要が急増する予測が出た結果、19日のニューヨーク市場の原油価格は大幅に上昇しました。
この日、ニューヨーク商品取引所ではWTI(米国産標準油種)の中心限月2月物が前日の終値より1.51ドル高の1バレル51.99ドルと急反発しました。
ロンドン国際石油取引所(IPE)の北海ブレント2月限は前日より1バレル当たり1.69ドル上昇し、終値は53.44ドルとなりました。
アメリカエネルギー省の原油の在庫が市場予想以上に増えたという発表を受け、18日、ニューヨーク市場の原油価格は一昨年5月以来の最低に下落しましたが、19日には安値での購入が増えたことから、原油価格が急反発したものです。(01/20)(翻訳:殷絮)
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