中国銀行の朱民副総裁は24日、スイスのダボスで開かれた世界経済フォーラムの年次総会で、「中国経済は今年さらに均衡して急速に成長する見込みがある」と述べました。
朱民副総裁は世界経済展望シンポジウムに出席した際、「中国経済は現在、割合順調に発展している。今年もさらによく発展し、勢い強く成長することが期待できる。2006年のGDP・国内総生産の成長率は依然として10.5%に達し、世界銀行がこのほど予測していた3.9%の世界平均レベルをはるかに上回る可能性がある」との見通しを語りました。
また、朱民副総裁は、「中国住民の消費価格の水準や生産者価格指数は大幅に増加していないが、企業の利益水準は上昇している。これは、中国経済の効率が向上していることを示している」と指摘しました。
さらに、「中国の外貨準備高は2006年に初めて1万ドルを超えた。今年は依然として増加する見込みがある」と語りました。(翻訳:玉華)
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