世界銀行中国局のデビット・ダラー局長は1日北京で、記者のインタビューに答え、「来年の中国経済の成長率は今年と比べいくらか下がるだろう。しかし、なおも高い成長率を保つものと見られる」と述べました。
デビット・ダラー局長は「WTO・世界貿易機関への加盟以来、中国の輸出は高い成長率を保ち、中国経済が伸びる上での原動力となっている。世界市場への中国の進出増加によって、この高い成長率は長く続くことはない。従って中国はその経済成長でに主な原動力を国内市場に移すべきだ。医療保険制度や社会保障制度の健全化と消費者の購買意欲が一段と増すことは、国内市場に発展での条件作りとなる」と述べました。
国家統計局の統計によりますと、今年の1月から9月までの中国のGDP・国内総生産は去年同期より10.7%増加しています。 (訳者:董燕華)
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