フランス外務省のマテ報道官は19日記者団に「EUは時代遅れの対中武器輸出禁止令を解除すべきだとフランスは主張する」との考えを示しました。
マテ報道官は「EUの対中武器輸出禁止令は特別な時期における政治的な目的を基に生まれたものであり、いまでは時代遅れといえ、その実施は今のヨーロッパと中国との関係とは適していない。EUは対中武器輸出禁止令を解除すべきだというフランスの立場は変わらない」と述べました。
マテ報道官はさらに「EUが対中武器輸出禁止令を解除することは政治的な決定であるが、これはEU諸国の中国向け輸出武器の品質がよくなり、数が大幅に増えるということではない」と語りました。(01/20)(翻訳:殷絮)
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