中国の温家宝首相は15日、フィリピンのセブで「東アジアの協力は『10+1』の下に『10+3』を主なルートとすべきである。東アジア首脳会議は重要な場であり、東南アジア諸国が主導的役割を十分発揮し、共同体の実現に努めるべきだ」と述べました。
温家宝首相は、15日、東アジアサミットを前に記者会見し、「東アジアの協力は、経済貿易協力を主とするものの、近年は人文と安全の分野に広まっている。東アジアの協力は多元的、開放的なものであり、排他的ではない」と述べました。
14日行なわれた中日韓首脳会議について、温家宝首相は「中日韓三国の首脳が会談を再開することそのものが進歩であり、この地域や世界の平和と安定に有利だ」と述べました。(翻訳:木子)
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