サウジアラビアのファイサル外相が6日、サウジアラビアを訪問中のフランスのドストブラジ外相と会談した際、「サウジアラビアは、まもなくパリで開かれる第三回レバノン情勢をめぐる国際会議を支持し、国際社会と共にレバノン経済の再建作業に手を差し伸べたい」との考えを示しました。

　ファイサル外相は、会談後の記者会見でまた、「レバノンの各派は政治面で和解を実現することが鍵となっている。経済の再建作業はレバノン全国民が一致団結してこそ初めて実現できる」と強調しました。

　ファイサル外相はさらに、「ドストブラジ外相との会談は『積極的で成果豊かなものだ』とした上で、双方がレバノンの政治危機、イラクの情勢とイランの核計画など重要な地域問題でも幅広く意見の一致を見た」と語りました。（訳：姜平）