4日、レバノンのベイルートで行われている反対派の座り込みデモが4日目に入りました。レバノンのアリード情報相は、「対話は現在の窮地から脱出する唯一のルートだ」と述べました。
アリード情報相はこの日の夜、閣議後に発表した声明の中で、国家にマイナス影響をもたらす治安事件の発生を避けるため、自制を保つよう、国民に呼びかけました。
同時に、レバノンを訪問中のヨルダンのハティーブ外相も、ベイルートで、ヨルダン政府がレバノンの政治危機を憂慮していると示し、レバノンの統一と独立を、出来る限りの力を尽くして援助をするという、ヨルダン政府の態度を表明しました。
さらに、同じ日、シリア訪問のドイツのシュタインマイヤー外相は、シリアのアサド大統領と会談した際、「現在、中東情勢が非常に危険で、レバノン情勢の安定維持の中で、シリアが建設的な役割を果たすことを期待する」と強調しました。
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