中国で、孤児や体の不自由な子供を支援するプロジェクト「青空計画」と、農村の一人暮らしのお年寄りを支援するプロジェクト「霞計画」が28日、北京でスタートしました。このために、中国民政省と地方の財政部門は、合わせて110億元、日本円にしておよそ1600億円を拠出することになります。
「青空計画」では、今後5年間に60億元を投入して、中国の各都市で、孤児や体の不自由な子供の扶養、医療、教育、リハビリを一つにした福祉施設を建設します。また、「霞計画」では、今後5年間に50億元を出し、農村の一人暮らしのお年寄りの養護施設をつくることになっています。
現在、中国には、57万人あまりの孤児がおり、また、経済的援助を必要とする農村の一人暮らしのお年寄りが600万人近くいるということです。(翻訳:鵬)
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