中国では、老後や失業、医療、労災、生育の保険を主な内容とする社会保障システムの枠組みが初歩的に確立され、保障範囲が絶えず拡大されています。
労働社会保険省の胡暁義スポークスマンは19日北京で、「去年、この五項目の社会保険基金は1兆2400万億元に達したことから、2000万もの一時帰休者の基本的な生活が保障され、1000万近くの失業者が救済を受け、企業からの退職者が適時に年金をもらい、都市部の貧困人口は最低レベルの生活が保障された」と述べました。
中国は、国情にかなった広範な国民の利益に合致する社会保障制度の確立に力を入れています。ここ数年、中国の総合的国力の向上は社会保障システムの確立とその発展を推し進めてきましたが、保障システムの対象は、国有企業の職員から都市部の国営と民間を含む企業などの職員までに拡大しました。
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