中国外務省の秦剛報道官は28日、北京で、東京裁判の判決結果は覆すことのできないものだと強調しました。
28日の記者会見で、秦剛報道官は、「東京裁判に関して、国際社会にはすでに公論がある。それは、日本の侵略的犯罪行為は、動かぬ証拠があり、東京裁判の判決結果は覆すことのできないというものだ」と強調しました。
また、このほど終了した中日共同歴史研究委員会の第一回会議について、秦剛報道官は、「学者と政府はいずれも歴史に責任を持ち、未来に責任を持ち、国民に責任を持つ態度で、客観的事実を尊重した上で、歴史研究を行うべきだ。双方の学者とも歴史を正視し、未来に向かう精神で研究を行うことを約束した。この精神が両国学者の共同研究を貫くことを期待する」と述べました。
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