中国外務省の秦剛報道官は4日、「日本が中国と共に、中日関係を一日も早く正常な発展の軌道に戻る努力をするよう希望する」と述べました。

　秦剛報道官は、「中国は、安倍晋三官房長官の4月15日の靖国神社参拝に関する日本メディアの報道に関心を寄せている。日本の指導者が第2次世界大戦のA級戦犯が合祀されている靖国神社への参拝を停止し、実際の行動で中日関係の正常な発展の阻害となる政治的障害を無くすことは、両国人民の共通の願いで、両国の根本的な利益に合う」と語りました。

　韓国も、安倍晋三官房長官の靖国神社参拝を強く非難し、「この行為は韓日関係の悪化を招くだけでなく、東北アジア諸国の善隣友好的な外交関係樹立への努力を水の泡にする可能性がある」と強調しました。