中国外務省の劉建超報道官は11日北京での定例記者会見で、「中国は、相互理解を深めるため、日本との協力を強化し、両国の民間交流を促進していく」と明らかにしました。
報道によりますと、日本は、日中間の相互理解を強化するため、1000余りの中国人学生の日本訪問を要請することになっています。その内の第一陣約200人が来週に日本訪問に出発することになりました。
劉建超報道官は、日本が中日両国人民特に青年の交流を促進することに払った努力を評価し、「中日関係を発展させる面で、中国も両国民の相互理解と友情を深めるため、両国民間の交流の強化にずっと努力している」と示しています。
劉建超報道官は、中日関係が当面困難にぶつかっている事に触れ、「その原因は、日本の一部の指導者がA級戦犯が祭られている靖国神社の参拝を堅持することである。中国は一貫して、この障害の克服を踏まえて、両国関係を改善し、発展させるべきだと主張している。双方も外相会合について接触している。日本側が両国関係を改善する中国の誠意を了解するよう中国側は期待している」と述べました。
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