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イギリス、フランスとドイツは8日、国連安保理の15の理事国に、修正したイラン問題決議草案を配り、安保理が近いうちにこの草案を採択するよう希望しています。
改正後の決議草案は、ウラン濃縮や重水炉につながるすべての活動を直ちに停止し、IAEA・国際原子力機関の核査察を受けるよう、イランに要求しています。10月末にこの3カ国が提出した草案に比べて、新たな草案は軽水炉や低純度のウラン濃縮などの取引に関する制限を緩和しました。
伝えられるところによりますと、アメリカ、ロシア、中国、イギリス、フランス、ドイツの6カ国は、11日午前にイラン制裁に関する決議草案についての討議を再開し、安保理の15の理事国は11日午後に、この草案について協議するということです。
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