日本の安倍晋三首相は8日、東京を訪れた中日友好協会の宋健会長と会談しました。
席上、安倍首相は「今年の10月中国訪問期間、両国の戦略互恵関係の構築で中国の指導者と合意した。その後、ハノイで胡錦涛国家主席と会談したほか、フィリピンで温家宝首相と会った。両国の指導者が常に接触を保つことは相互理解と信頼関係の増進や双方の交流と協力の推進の面で重要な意義を持っている。来年、ちょうど両国国交正常化35周年にあたるが、日本側はこれを契機に文化やスポーツなどの面における交流を強化していきたい」と述べました。
これに対して、宋健会長は「安倍首相が就任後、中日関係を改善する面で新たな道を切り開いた。これは両国国民および国際社会から歓迎されている。中国側は両国指導者の合意を確実に実行し、両国関係の発展を推し進めるため、日本側と共に努力していきたい」との考えを示しました。
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