パレスチナは26日からガザ地区のイスラエル寄りの地域に1万3000人の安全部隊員を派遣しています。これはパレスチナとイスラエルの間で達成した停戦協定を実施するためです。
これらの安全部隊のメンバーはパレスチナの武装人員がイスラエルにロケット弾を発射するのを阻止するためのものです。
イスラエルのオルメルト首相は当日「パレスチナ、イスラエルがガザ地区で停戦することは両国の和平交渉の再開に役立ち、両国の厳粛かつ素直な交渉を推し進め、パレスチナ、イスラエル問題の全面的解決の道をさぐるのに役立つものである」と述べました。
同じ日、アラブ連盟は声明を発表し、パレスチナの各武装組織がイスラエルと停戦協定に達したことに歓迎の意を表しました。アラブ連盟はまた国連安保理と中東問題に関係する国連、アメリカ、ロシア、EUの四者がオブザーバーを派遣し、停戦協定の実施を監督するよう求めました。
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